中央区胃がん健診について |
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| 対象:40歳以上の区民の方を対象に胃がん検診を実施します。 |
日本人の胃がん死亡数は毎年男性3万人、女性1万8千人前後とあまり変化していません。しかしこの間、胃がんの好発年齢である高齢者の人口は増加しています。胃がん死亡数は、本来ならもっと増加するはずが、そうはなっていないので、死亡率でみると胃がんは減少しているというわけです。
胃の検査方法として一般的なものは、「胃X線検査」、「胃内視鏡検査」、「ペプシノゲン検査」、「ヘリコバクターピロリ抗体検査」です。この中で
胃がん検診の方法として、“効果がある”と判定されている検査は、「胃X線検査」です。男女ともに、40歳以上は年に1回、胃がん検診を受けましょう。
胃X線検査は、バリウム(造影剤)と発泡剤(胃を膨らませる薬)を飲み、胃の中の粘膜を観察する検査です。最近のバリウムは高濃度低粘性バリウムといって、飲む量が少なくなり、ネバネバしたものからサラサラしたものへと飲み易くなり、しかも胃粘膜表面の描出力が良くなるなど、性能が格段に進歩しています。胃がんの早期発見にはX線による定期検診が最も有効です。胃がんを見つけることが目的ですが、良性の病気である潰瘍(かいよう)やポリープも発見されます。検査の感度(がんがある人を正しく診断できる精度)は、70~80%です。検査当日は朝食が食べられないなど、検査を受ける際の注意事項があります。副作用としては、検査後の便秘やバリウムの誤飲等があります。
現在のX線による胃がん検診では、およそ10人に1人精密検査が必要と判定されています。このうち精密検査で実際にがんと診断されるのは100人に1.5人位です。
すなわち一般の人の中には、1,000人に1.5人程度、検診で発見できる胃がんが潜んでいます。
検診で発見されたがんの6割~7割は早期がんで、これは治療により90%以上完治します。残りは進行した状態で見つかりますが、この人たちも、手術を受ければ6割以上は完治します。すなわち、検診で発見された胃がんは、85~90%が完治します。
当院では癌の診断に関して、国立がんセンターで教育された医師が検査・診断を行います。遠隔操作ではなく、精密検査として検査現場に立ち会って検査いたします。